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2006.11.22 *Wed

メリーさん

ちよぽんさんのblogで紹介されていた「ヨコハマメリー」を観にいった。
上映時間が近づくとともに、小さな映画館はほぼ満員になった。
横浜では知らない人はいないといわれたこの女性のことを、私はまったく知らなかった。
東京生まれ東京育ちで、メリーさんが横浜で過ごしていた頃はそちら方面に足を運ぶことなどまったくなかったから。

戦後、国中の男達が敗戦に打ちひしがれ鬱々としている中で、女達は生きるために逞しくいた。
そんな中のひとりがメリーさん。
でも、そんな中のひとりには溶け込まなかったメリーさん。
米兵相手の娼婦で好きな将校さんもいたという。
どんな想いで彼が去っていった後を過ごしていったのか、孤独ではなかったのかと思う。
白塗りで、ひらひらきらきらの白いドレス、ちょっと異様な風情のメリーさんだけど、どこか品が漂っていた。
晩年になって友となったシャンソン歌手の元次郎さんの存在は、どれほどメリーさんの心を安らがせただろうと想像する。
ふたりは本当に似ている部分が多かったのだろうなぁ。
年の差はあれど、お互いになくてはならない存在だったのだろうと思う。
映画の中で「いろいろあったけど、あなたに良かった」という元次郎さんの歌があった。
元次郎さんとメリーさんにぴったり。

郷里に帰ったメリーさんを、末期癌の元次郎さんが訪ねる。
養老院で暮らすメリーさんたちを前に、元次郎さんが歌うのは「My way」
「わたしは、わたしらしく生きていく」そう元次郎さんが歌うのを、もはや白塗りではないとても美しいメリーさんが微笑んで聴いている。
この人生で、いったい何を求めていたのか。
養老院に入ってなお、夢があると手紙に書いたメリーさん。
多くを語らないメリーさんの心の内には何があったのか。
いつか天国で会ったら、聞いてみたい。

元次郎さんが亡くなり、その後メリーさんもこの世を去った。
2人が天国で再会し、この世での苦労を洗い流していてくれたらいいなと思う。

観にいってよかった。
いろんなことを、感じることができる映画でした。

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